DP_antの放射抵抗 vs 地上高 - JO1QOR

2018/11/21 (Wed) 21:45:24

教科書「アマチュアのアンテナ設計」によると...
1/2λ DPの放射抵抗とリアクタンスは、
73.13+j42.5Ωですが、地上高により変化します。

垂直DPでは変化が少なく0.2λ以下になると高くなって行き0mHでは100Ω近くになります。
0.2λ以上では前述の73...Ωimp.辺りから大きく変化しません。

一方、水平DPでは0.2λ以上では前述の73...Ωimp.を中心に大きく波打って変化し（100～60Ω程度、地上高が高くなるにつれて収束）、
0.2λ以下になると0Ω/0mHに向かって小さくなります。
但し、乾燥大地では下がり切りません。（45Ω/0.1λ、50Ω/0.05λ）

教科書のグラフ（ダブレットの放射抵抗と地上高h/λ）を載せられないので、同じ傾向を表したJA6GAN(守山)さんのweb_URLを下記します。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~ja6gan/MMANA-IMP_Calc.htm
上記webページ中程の「1/2λダイポールアンテナ高さ対インピーダンス」を見てください。これは21MHz_DPでの実地上高で表していますが、2.8m=0.2λです。