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厚木アマチュア無線クラブ(A.A.R.C)BBS

1762612

地表アンテナの実験その2 - JA1AMN

2018/11/23 (Fri) 22:16:18

前回、撤収前に地面に1.26φの電線を這わせて、17m+17m長で1.7MHzが共振周波数でしたので、今度も前回と同じ場所で0.6φの電話線20m+20mを20cmの高さにしたときは何と5MHzになりました。大地との容量リアクタンスが芯線が細くなったのでかなり少なくなったと考えて、ありあわせの電線を足して25m+25mにして地面に這わせたら1.8MHzで共振しましたので、カプラーにつないで7MHzから始めました。

7MHzはやや電流き電でした。もう少しエレメントを長くすれば
よかったです。
JON長澤さんと携帯で連絡して、7006.5KHzで579 579で交信出来ましたが、その後はCQに20分間誰も応答なし。

3.5MHzはCQにJONさんが応答こちらは599のFB QSO.
その後、2,3,4,5,7エリアとQSO。1以外はみな強力でした。

1.9MHzは17:46にQOR小野さんが応答、あと2,4,6,7,9,0と出来て18:20にCLしました。

地面は河川敷の一部で湿っぽかったです。
エレメントの両端と中央はマルカンで抑えて地上高0mですが他は地面の凹凸や枯草があり、平均高は2cmくらいで本当の地表アンテナではなかったので、次の機会があれば砂漠のような乾燥地でやってみたいです。PLA渡邉さんCALLありがとうございました。

みなさん応援VY TNXです。


Re: 地表アンテナの実験その2 - JA1AMN

2019/03/16 (Sat) 17:41:50

今日、今までやってなかった垂直ANTからの電波を受信して
みました。

送信機;AA-35 出力10mw 垂直DPのエレメント2.5m+2.5m
同調周波数;28.10MHz 給電点;4.5mH ケーブル;5D2V 5m

受信側;3.35m+3.35mオーエムアンテナ+チューナー

結果;エレメントに直角方向S5~7 エレメント方向S9+15db

水平偏波とは真逆の結果となり、沖縄や8エリア方面には垂直
偏波、東西には真上に向かう水平偏波による交信だったと推測
してみましたが、いかがなものでしょうか?

Re: 地表アンテナの実験その2 - JR1KDA

2019/03/15 (Fri) 00:57:17

AMN さん
トランジスタ技術 2019年 4月号、P.159 から小暮 OM がプリント基板&アンテナの電波科学シミュレーション 第11回 小さくても電波がよく飛ぶ「イメージ・アンテナ」という記事を書かれています。
この中に、グラウンド(導体板)を境にしてイメージ・アンテナができる説明図があり、アンテナが近接する場合にはダイポール・アンテナとイメージ・アンテナに流れる電流の向きは互いに逆となり、放射される電磁波は合成されるときわめてよわくなりますと書かれています。
やはりパーフェクト・グラウンドに近い場合はロスが大きくてアンテナになり得ないようです。
また、さらに接近するとマイクロストリップ線路と構造が似てきて、電磁波が放射しにくくなります。とも書かれています。

Re: 地表アンテナの実験その2 - JA1AMN

2019/03/14 (Thu) 14:06:20

KDAさん

DP ANTと地面の関係興味深いですね。

1/2λダイポールアンテナを地面に降ろして送受信したデーターが見つかりませんので、よく分かりませんが、0mHのDPはエレメント方向に垂直偏波の低い打ち上げ角で強く電波を輻射するそうです。

これを踏まえて先日の約1600㎞離れた沖縄うるま市と160mバンドで599 599で交信できた事実を考えると、仮に200km高の電離層での反射は、計算上、打ち上げ角15°で1回、27°で2回、37°で3回となります。

地表の7割は海面ですが、低い入射角なら中波も良く反射するようです。

まだまだ未知の世界ですのでさらなる実証実験が必要と強く感じています。

岩崎さんの次の実験に大いに期待しています。

Re: 地表アンテナの実験その2 - JR1KDA

2019/03/14 (Thu) 11:21:12

ARRLのアンテナ・ハンドブックでThe Effects of Ground 3-5 にはこのような図とその解説が載っています。
この図で、水平ダイポールの高さが0.08λを境に完全グラウンドでは放射抵抗が0Ωに近づき、リアル・アース(実際のアース?)では90Ωに近づいています。
実際、公園ではアンテナのSWRが高くて測定が安定せず、駐車場の草地や庭の土の上ではSWRが下がるところが見えます。なのでオーエム・アンテナは湿った土の上か、草地の上に広げないと使えないのではと思っています。
さらに、この放射抵抗の増加はアンテナとグラウンドのグラウンド・ロスが非常に強く影響しあうからとされています。さらに、このロスの増加は給電点抵抗値の増加となって表れるとされています。
つまり、インピーダンスが高くなって、送信機とマッチングが取れても、送信機の出力は地面を温めるだけという事です。
これは AMN さんが実際に各地とQSOできている事実と合わないので不思議に思っています。
普通、放射抵抗で吸収される電力が電波となって出ていくと思うのですが、オーエム・アンテナは地面のロスとアンテナから放射される電力の比はどうなるのでしょう。
無知をさらけ出すようですが、拙い頭では???です。
半分が地面で、半分が空だと考えると、半分くらいは電波になっているのでしょうか。

Re: 地表アンテナの実験その2 - JA1AMN

2019/03/13 (Wed) 23:20:31

QORさん、強風の中大変でしたね。

0mH ANTは土手道での運用はFBだと思います。

28MHzで0mHどうしの実験ではエレメントに直角方向の
GAINが強くエレメント方向では-20db以下でした。

エレメントに沿って垂直偏波が大きいはずですが検出できませんでした。

10mwの出力と20mの至近距離での測定の結果でしょうか?

実験方法がNGだったのかもしれません。

追伸:私の実験では目標周波数より20%以上エレメントを
長くしてチューニングすると受信Sが2以上あがました、
この原因も何とか知りたいです。

Re: 地表アンテナの実験その2 - JO1QOR

2019/03/13 (Wed) 21:40:02

本日(2019.3/13)青空に誘われて私も予備実験をしてみました。
JONさんの測定されたdataに近いものが出ました。

実験場所:中津川沿い土手道(手前の田んぼから数m立ち上がっている)

ANT:7MHz用DP(10+10m wire)10~20cmH
 共振周波数:f0 = 4.9MHz
 給電点imp.:Z = 137 -j10 Ω
 短縮率:4.9/7MHz = 0.7 (7+7m wireにすると7MHzで共振?)

ANT:7MHz用DP(10+10m wire)0cmH(地面に這わす)
 共振周波数:f0 = 4.1MHz
 給電点imp.:Z = 140 +j6 Ω
 短縮率:4.1/7MHz = 0.59 (5.9+5.9m wireにすると7MHzで共振?)

ワイヤーを短くして7MHzでの共振を得て同じような給電点imp.であればアンテナカップラーで整合出来るでしょう。
後は天空に開けたロケーションが良好な実交信結果をもたらしてくれるかどうか・・・こうご期待。

土手に立つと吹き飛ばされるくらいの強風、暖かそうな青空に誘われたものの身体が冷え切ってしまいましたので長くいられませんでした。

次は短縮率を考慮した長さにして実交信を繰り返してみたい。
出来れば...エレメントを浮かした状態と地面に這わせた状態の飛びの違いが確認出来れば良いが・・・
その時々のcondxが心配。最近の7MHz_condxは安定していないですからね。

その次は3.5MHzで試してみたい。(その頃は日が傾いても外に居られる気候かな?Hi)

Re: 地表アンテナの実験その2 - JA1AMN

2018/11/24 (Sat) 10:48:19

JON長澤さん

昨日は本当にありがとうございました。

7MHzは地表ANTもお使いだったのですね。
電線の芯線の太さで地面の影響が大きくでたことは
驚きでした。

近場は直接波による交信が主であると思いますので
1エリアに弱い局が多かったようでした。

LBで1000km近くにまで届くのは、地下の岩盤による
反射と電離層の影響かと思われますが、詳しいことは
識者の方々のご意見を賜りたいと思っています。

視力低下で7月に運転免許を返納しましたので、移動
運用は電車かバスですが鉛蓄電池は持ち込めないので
もっぱら自転車に積める範囲での近場だけです。

その後両眼の白内障の手術を受けたら裸眼で視力検査を
パスできるまで回復しましたが、80歳すぎて事故を起
こしたらすぐTVなどで報道されてしまうので、返納して
良かったと思っています。

HAMはサイレントキー直前まで関わっていたいので、
今後もよろしくご指導ください。

Re: 地表アンテナの実験その2 - JA1JON

2018/11/24 (Sat) 09:04:56

AMNさん 暗くて寒い中お疲れさまでした。
昔のドリフターズでしたらの「あんたもすきね~」

私も好き者ですが、昨日の午前中は近所の山すその空き地で、地表アンテナの予備実験をしました。
目的はアンテナエレメントを地表にころがした場合のインピーダンスと、アンテナ短縮率を確かめること。
①短い草と枯葉の場所では
 インピーダンス:136-j3.2 短縮率:0.61
②土が露出した場所では
 インピーダンス:84-j8.1  短縮率:0.51
③小石を敷き詰めた駐車場では
 インピーダンス:90-j0.5  短縮率:0.54

インピーダンス測定は、リグエキスパートのAA-230PROを使用
短縮率は、DP型地表アンテナの共振周波数(7MHz付近)と、エレメント長から計算した

午後は自宅の庭に地表アンテナをころがし、AMNさんとの交信に備えました。しかし、地表ころがしでは受信感度が悪すぎるので、約20cmの高さにしました。エレメントはVSF1.25sq 6.6m×2
交信は、比較の為に常用の逆Vアンテナも使用しました

QORさんとの交信:16時前頃QORさんが和文交信していたので、お呼びして交信しました
7MHz 逆Vアンテナ:589/589 地表アンテナ:549/319

AMNさんとの交信:
7MHz 逆Vアンテナ:589/599 地表アンテナ:569/579
3.5MHz逆Vアンテナ:599/599 (地表アンテナなし)

久しぶりに「アマチュア無線技士」を楽しみましたが、アンテナを地面にころがすと、どのような変化があってインピーダンスや共振周波数が変わるのか知りたいですね。








   

Re: 地表アンテナの実験その2 - JA1AMN

2018/11/24 (Sat) 08:31:59

給電部とカプラーの接続状態です。

20年以上使っている自作品で、諸兄にお見せできるような代物ではありませんが
160m帯のプラグインコイルをセットした状態ですです。
左側のVCは1.25kv 1000pFです右側はAM/FMラジオ用4連VCが2個何れもLB用で、VCとVCの間は7/10MHzの2次コイルです。そのVCはシャーシーの中にあります。

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